三輪 翔ミワ カケル
ヒーローに憧れる高校生。困った人は見過ごせないが、実力が伴わず空回りしがち。
周りからは何も考えてないと思われているが、翔の中では理不尽な運命に対する怒りが熱く燃えている。
オニとの戦いに巻き込まれたことで本物の『ヒーロー』となる決意をする。
野田 雄大
明神 逢花ミョウジン オウカ
代々シキザクラの儀式を行ってきた巫女一族の少女。
オニを異界へと送りかえす力を持っている。
いつも穏やかで滅多に激しい感情を見せないが、巫女の役割を果たす際は、別の表情を見せる。
超・箱入り娘なので世事に疎く、世間一般と常識がズレているため、周りを振り回すこともしばしば。今は頑張ってスマホを勉強中。
茉白 実歩
永津 吉平ナガツ キッペイ
幼い頃から翔と兄弟同然に育った翔の親友。
オカルト、特撮、アニメなど、サブカルチャー全般を愛している。
どれも初めは翔が興味を持ったところ、一緒に調べていたら吉平の方がドハマりしてしまったもの。
高校デビューでモテようと頑張っているが、いまいち成功していない。
中元 大介
服部 涼ハットリ リョウ
代々、巫女の一族を守護してきた『シノビ』一族の末裔。
今も逢花のボディガードを任じており、日々、剣術や様々な体術の鍛錬を怠らない。
性格はいたってドライ。冷静沈着な現実主義者だが、オニに対しては感情的になる一面もある。
逢花を守り、オニを征伐する頼れるリーダー。
水上 翔斗
成瀬 楓ナルセ カエデ
元・陸上部(走高跳)の体育会系女子。部活で培った身体的能力でオニと渡り合う。
普段はガサツで傍若無人にふるまってはいるが、乙女な心も持っている。
春子とは幼なじみで大親友だったが、今は少し距離ができてしまった。
怒ると岐阜弁になる。どれだけ食べても太らないのが自慢。
坂崎 絵理
山田 春子ヤマダ ハルコ
自称、ふつうの女子高生。
おっとりマイペースで自己主張が苦手なので、幼い頃からいつも幼なじみの楓に守ってもらっていた。
楓の役に立ちたくて、同じ陸上部のマネージャーになり、今も楓を支えようとしている。
動物好きで、中でもコアラがお気に入り。
落合 菜月
イバラ
古の時代、日本中で暴れ回り悪名を轟かせたオニだったが、当時の巫女によって『宝玉』に封印されたあげく、様々な経緯で『ヨロイ』となった。
長い年月の間に大半の記憶は失われたが、怒りと破壊衝動だけが残っている。
米山 伸伍
明神 紅緒ミョウジン ベニオ
プラチナブロンドのクールビューティ。オニを封じる巫女一族『明神家』の長女で、逢花の姉。逢花ほどの巫女の力は持っていないが、武芸に秀でており、翔たちとは別のチームを率いてオニを討伐するために戦っている。妹の逢花を溺愛しており、おはようとおやすみの連絡を欠かさないが、逢花からの返事が無いと激しく落ち込む。
矢方 美紀
雉嶋 右近キジマ ウコン
若い女性とみれば声をかける軽薄なチャラ男。誰に対しても物腰が柔らかく、相手の心を開くのが得意だが、自分の本心は決して見せようとしない。紅緒に忠誠を誓っており、オニの討伐においても紅緒をサポートする。本人は前面に立つことを好まず、参謀役を任じているが、戦闘力も非常に高い。
新井 ユウト
犬塚 一左イヌヅカ イッサ
無口で真面目。戦いに生きる武人タイプの男。並外れたパワーで紅緒をサポートし、オニとの戦いでは切り込み役を買って出る。口数が少ないため誤解されやすいが、情に厚く、自分が認めた者にはとことん尽くす忠義の男である。翔たち少年少女が戦いに巻き込まれたことに心を痛めている。水難の相があり、よく水浸しになる。
イヲリ
遠藤&コアラ幻覚エンドウ&コアラゲンカク
ベテランの舞台役者。リアリティの追求こそが、芝居にとって最重要と考えている。いかなる役柄であっても、徹底した役作りでステージに臨む彼は、周囲から一目置かれているが、ヤリスギとの声も。とある役柄に入れ込みすぎた結果、役のイメージが幻覚として現れ、彼に囁きかけてくるようになってしまった。
虫眼鏡 & としみつ
ガチ勢のおっさん
ヒーローショーを愛する愛知県在住の男性。近隣で開催されるショーにはすべて足を運ぶ、いわゆるガチ勢。ヒーローショーのスタッフは彼の表情を見て、ショーの出来映えをチェックしていると言われている。最近はなにやら悩みを抱えているらしいが……。